初期費用
鵬玉会はすべての手続きをオンライン上で行うことができます
通常の武道団体においては、入門する際の諸経費はほとんどが個別に現金が基本、というのが主流です。これは、ほとんどの団体が法的には任意団体、つまり「サークル」であることに由来します。
まれにクレジットカードを使う場合もあるようですが、これは別法人の屋根を借りる形ですから、クレジットカード会社の審査を居合の団体として受けているわけではありません。要するに「グレー」であって、ある日クレジットカード決済会社から問題をつきつけられるリスクを抱えています。
国際居合道連盟鵬玉会は、おそらく居合・短杖の世界唯一の法人です。そのため、クレジットカード会社の審査をパスしています。月会費・年会費についてもクレジットカード決済が使える所以です。
以下開始にあたって必要な諸経費を記載いたします。
（１）年会費・月会費（２０２５年４月現在）
短杖部のみの会員 ８，８００円（オンライン含む）（年・月会費とも）
無外流居合をあわせて学ぶ場合 ５，５００円（短杖部の月会費 年会費は短杖部で手続き済なので不要）
自動引き落としは締め日があり、たとえば毎月５日が引き落としの場合、５日直前の入会は損した気分になります。
クレジットカード決済は、初回に決済した日の同日が毎月の決済日。初回が４日なら、次の月の４日が決済日なので、いつ手続きしても損することはありません。年会費も同様です。
この月会費で、月に何回稽古に参加しても、あるいは他の道場・支部の稽古に参加しても可なので安心です。
（２）短杖
４，０００円前後～
鵬玉会は「日本刀剣侍堂」に委託し、短杖のご案内をしてもらいます。おおよそ４，０００円前後からです。
ステッキとしても使えるような形状なので、持ち手が先端よりも若干大きく、武道用らしく白樫の堅いものです。
（３）稽古衣
２０，０００円前後～
国際居合道連盟鵬玉会の居合道部「無外流居合」においては、上下黒もしくは上下白の半着と袴を着用します。これは３４０年の歴史をもつ無外流居合ゆえのことです。
しかし、短杖はサムライの時代の終わりの内田良五郎、あるいは東征流においては昭和の巨人「無外流居合 明思派宗家（昭和においては１６代宗家）」新名玉宗の創流によります。
このころ、すでに短杖というものは、平常の服装に所持するステッキであり、ゆえに短杖を稽古しやすい空手着を着用します。
この稽古衣（空手着）は胸に「無外（むがい）」のマークが入った公式稽古衣です。
胸の「無外」の文字は、世界的に著名な「蓮水（れんすい）」先生による書です。
本来、無外流を極めるための併伝武術であるのが東征流短杖です。「これを極めて無外流を真に理解するのだ」という思いを胸に刻むために、公式稽古着胸に「無外」が記されているのです。
この公式稽古着は、日本刀剣侍堂に委託しています。これとは別に、脛を守る「脛サポーター」、「オープンフィンガーグローブ」が必要ですが、これはAmazonでも安価に手に入れることができます。
（４）スポーツ保険
２，０００円前後
スポーツ保険は、「競技するスポーツ」に特化した保険です。フットサルやテニスで入られたスポーツ保険は、「短杖」には使えません。
スポーツ保険は、その人の怪我に対応するだけではなく、稽古中に壊した備品なども補償します。「自分がもっている保険でけがを賄う」ということではなく、必ず入らなければなりません。ご注意ください。
なお、スポーツ保険は、１８歳以上と１８歳以下の違いはありますが、おおよそ２，０００円前後です。これは鵬玉会がお預かりし、代理で手続きするものです。
（５）無外流居合を合わせて学ぶ場合
国際居合道連盟鵬玉会への年会費はすでに東征流短杖で納めているので、不要です。
無外流居合の月会費は２つ目の武道として割引されます。
月会費（東征流短杖の会員の場合）８，８００円 ５，５００円（税込み）